相続の件は知識が必要~ゾクゾウ相続相談所~

費用を知って賢く精算

会社を清算する際にかかる費用について

 何らかの事情で会社清算をすることになった場合には、法的手続きだけでなく、税務上の手続きも必要になります。法的手続きというのは、解散登記、清算人就任登記、清算結了登記のことを指します。会社は設立登記をすることによって法人格を取得します。潰れた会社のためにわざわざ手間をかけて解散登記手続きをするのは面倒だと考える人もいますが、会社には登記義務が課せられていますので、登記を怠っていると代表者に過料の制裁が科せられます。また、登記が残っている限り存続している会社だとみなされますので、法人税も課税されます。そのため、必ず清算登記を済ませる必要があります。また、似たような理由で税務上の手続きも必要になります。したがって、会社清算の際には、法務局への登録免許税や官報の公告費用がかかるだけでなく、司法書士や税理士の手数料も必要になります。

トータルサポートを行う業者が登場してくるようになりました。

 従来は、会社清算に伴う登記手続きに関しては司法書士に依頼し、税務上の手続きは別途税理士に依頼する人が大半でした。他人からの依頼に応じて商業登記手続きを代行することができるのは司法書士だけですし、税務業務を取り扱うことができるのは税理士だけですから、業者を使い分けるのはある意味で当然のことです。しかし、会社清算の手続きが完了するまでにはかなり長い時間がかかります。シーンに応じてそれぞれの業者とコンタクトを取るようにしなければならないというのは、かなり大きな負担になります。そのため、最近では全ての業務をまとめて引き受けてくれるトータルサービス業者が登場してくるようになりました。法律事務所が一元的なサポートサービスを提供しているケースが多いのですが、1つの窓口で全て対応してもらうことができるため、利用する側の負担が軽減されます。